戦前の写真を見て解説する人

ある番組で戦前の写真を見て解説する年配の人がいました。
様々な写真から、写っている人や状況、文化的背景や冬至の世相・風俗を解説していました。

ところが、東京の街中で戦車が一列に並んでいる写真については。突然「ガザと同じ」「戦争はいけない」と写真から離れて、何か「政治的持論」を展開しだしました。実際の写真に対する解説は無く、解説を受ける出演者も「こんな場所に!?」「そうですね」「全くです」と特に質問などはありませんでした。

写真はきちんと一連に整列して、演習場から駐屯地へ帰る道すがらを写したもので、沿道の歩道には大勢の人たちが集まって、見物していました。
どうみても、「軍部が戦車で市民を威圧している」「市民が怯えて逃げ惑っている」「戦車が我が物顔で道路を占拠している」様には見えません。

もちろん、ガザのように発砲している戦車などありません。
当時の戦車は小さく、車線に収まっているため、反対車線の交通が止まるような状況ではありません。(撮影の為に規制する事はあったかもしれませんが)

これは現代の駐屯地解放などで、市民が集って手を振っている状況と変わらず、解説の中に突然演説が混じったような違和感がありました。